発祥の地、桑名のこめ油

12～2月のレシピ

春巻きの皮でお手軽なパイ。レモンシフォンケーキで使った材料（卵黄とレモンの皮）を活かします。

＜材料 ※春巻きの皮 8枚分＞
—　レモンカスタードクリームの材料　—
卵黄　　　　　　　　　　　　L玉2個分
砂糖　　　　　　　　　　　　40g
薄力粉　　　　　　　　　　　30g
牛乳　　　　　　　　　　　　250㏄
レモンの皮のすりおろし　　　レモン1個分
—————————————-
春巻きの皮　　　　　　　　　8枚
桑名のこめ油　　　　　　　　適量
水溶き小麦粉（のりに使用）　水2：小麦粉1

＜作り方＞

1. ボウルに卵黄と砂糖を入れて泡だて器ですり混ぜ、さらに薄力粉をふるいながら加えて軽く混ぜる。
2. (1)に沸騰直前まで温めた牛乳を少しずつ加えながら泡だて器で混ぜ合わせる。
3. (2)をこしながら小鍋に移し、弱めの中火にかける。
4. (3)を絶えず混ぜながら火にかけ、もったりとして来たら火から下ろし、レモンの皮のすりおろしを加え混ぜ合わせる。
5. (4)をバットに広げて表面にラップをし、氷水にあてて粗熱を取り、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして8等分する。
6. まな板の上に広げた春巻きの皮の上に左右の両端を2㎝程度残して5を載せ、左右の端と反対の端に満遍なく水溶き小麦粉を塗り、端をしっかりくっつけながらスティック状に巻き上げる。
7. フライパンに桑名のこめ油を約1㎝加えて180度に熱して6を揚げ、両面にこんがりと焼き色が付いたら油を切って取り出す。

　
＜ポイント＞
・多めに作って冷凍した後、揚げても大丈夫です。
・揚げ立てをお召し上がりください。時間が経つとクリームの水分で春巻きがパリッとしなくなります。その場合はオーブントースターで焼くと7～8割ほど復活します。
＜(5)の粗熱の取り方＞

　
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■泉由香理先生 プロフィール

1971年3月3日、熊本市水前寺生まれ。
食品メーカーでのレシピ開発や料理教室講師を経験。
多忙な出張生活とバセドー病による過労から慢性腎不全になり、2010年より人工透析を開始。
いい塩梅（適度な塩分と頑張り過ぎない）を日々の料理や生活のモットーにしている。
【主な出版物】「色を食べる」（ぶんぶん書房）

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